自分を見つめ直すことから始める
開業して、個人事業主になろう!と思った時に、これから自分がしていきたい仕事について自分会議を行いました。
参考にした本は本田直之さんの「パーソナル・マーケティング」です。
自分がどんなサービスを提供していきたいのか、ターゲット層はどこなのか、たくさんノートに書き出していきました。
ブランディングをする
開業すると決めた時に、自分がこれから提供するサービスや自分の特徴について自己分析を通して、ブランディングしました。
そこで決めたのが、
- 屋号
- ロゴ
- ブランドコンセプト
です。
初期の頃に、きちんと設定することで発信する内容や見た目に統一感が出ます。
ホームページやインスタグラムの投稿を作成する上でも、カラーやフォントを揃えることで、ブランドイメージを強く発信できるので、世界観を印象付けるのにも効果的です。
屋号を決める
個人事業主となる場合、法人でいう社名に当たるような「屋号」を決めることができます。
個人名で活動することもできますが、ビジネスの場では屋号があった方が信用度が高まることが多いかもしれません。
屋号を決める時は、提供するサービスを連想しやすいようなものや、周りの人が覚えやすく、呼びやすいものを基準に決めるといいです。
事業を進める上で必要なものの準備
印鑑を作る
屋号と個人名、住所、メールアドレスが入った印鑑を作成しました。
印鑑は領収書や請求書などの書類で使用する場面が多いです。
また、個人で仕事をしていると保育園などに提出する書類に、仕事先の照明が必要なケースがあります。その時の提出書類にも会社のゴム印が必要になるので、作っておくと何かと便利です。
事業用の銀行口座を開設する
プライベートとは別に事業用の口座を開設しました。
確定申告の時に、お金の流れを把握しやすくするためです。会計ソフトと連携しやすい銀行を選びました。
事業用のクレジットカードを作る
さまざまな記事で紹介されている通り、フリーランスや個人事業主になると会社員と違い、社会からの信用が下がり、カードの審査が通りにくくなると言われています。
そのため、退職前にカードの申請を行いました。
いざ、開業!
開業届を出す
新たに事業を開始したとき、納税地を所轄する税務署へ個人事業の開業届出の提出が必要です。
事業を開始の事実があった日から、1ヶ月以内に行います。
「個人事業の開業・廃業等届出書」は国税庁のwebサイトからダウンロードが可能です。
開業届を提出しなければ、確定申告の時に青色申告をすることができません。
青色申告承認申請書を出す
開業届を税務署に提出するときに、同時に手続きを行うとスムーズです。
確定申告で最大65万円の青色申告特別控除を受けるには、この「所得税の青色申告承認申請書」の提出が必要です。
確定申告に向けた準備
事業用の銀行口座を開設する
プライベートとは別に事業用の口座を開設しました。
確定申告の時に、お金の流れを把握しやすくするためです。会計ソフトと連携しやすい銀行を選びました。
事業用のクレジットカードを作る
さまざまな記事で紹介されている通り、フリーランスや個人事業主になると会社員と違い、社会からの信用が下がり、カードの審査が通りにくくなると言われています。
そのため、退職前にカードの申請を行いました。
会社員から個人事業主へ
会社員から個人事業主になると、今まで会社がやってくれていた確定申告もそうですが、税金なども自分で納めなければなりません。
そのための保険や年金の切り替えも必要です。
国民健康保険への加入
会社を退職したら、退職した翌日から14日以内に国民健康保険に加入する必要があります。会社員の時は会社と折半して給与から差し引かれていましたが、フリーランスになったら、自分で保険料も収めていかなければなりません。また、保険料は前年度の収入や自治体によっても変わってきます。
勤めていた会社から発行される、退職証明書や離職票、身分証明書などを持ち、役所での手続きが必要です。
国民年金の加入
会社員だった時は、厚生年金の支払いを会社が行っていましたが、個人事業主になったら国民年金を切り替えが必要になります。会社側が厚生年金の脱退手続きをしてくれますので、原則として退職してから14日以内に、役所での加入手続きを行います。
国民年金保険料は毎月16,520円です。(令和5年度)
集客はどうする?
どこで自分のサービスを周知して、集客していくのか。様々なツールがあります。
ツールを厳選して使いこなせると、継続的にお客様と繋がれる仕組みが作れると思います。
Line公式アカウントを開設する
クライアント様からのお問合せの導線を確保するため、問い合わせのハードルを下げるために屋号での公式ラインを開設しました。
公式ラインでは、リアルタイムで情報を発信できたり、マーケティングに最適なツールが盛り込まれています。設定をきちんと行えば、ホームページのように活用することができ、集客に効果的です。
事業用SNSを開設する
勉強アカウントとして、インスタグラムを運用していましたが、開業とともに屋号でのインスタグラムのアカウントも開設しました。
こちらのアカウントでは、ターゲット層を「女性の個人事業主様」と設定し、自分の実績や大切にしているマインド、サービスの特徴などを発信し、集客ツール・コミュニケーションツールとしています。
いかがでしたか?
開業に向けて準備はしたのですが、結論、フリーランス一本では活動していません。
新しくWeb制作会社にパートとして勤務して、その傍ら、フリーランスの活動をしています。まずは現場に身を置いて経験値を上げつつ、フリーランスを目指している途中です。
開業するぞ!という方の参考になれば嬉しいです。