転職活動記録

2023年4月からWeb制作会社にて週4日パート勤務をしています。
そのほかに、フリーランスとして企業と業務委託契約を1件結び、デザイン制作の請け負い、
フリーでのホームページ制作や紙媒体制作の仕事を受けています。

こんにちは。うたです。
6ヶ月の転職活動記録をまとめました。

活動時期
・2022年10月〜2023年3月
希望条件
・週4日勤務
・10:00〜16:30時短勤務
・ダブルワーク可能
・社会保険加入可
・リモートワーク可

ポートフォリオ作成

転職活動を始めるにあたり、ポートフォリオの作成に着手しました。
ワードプレスで作成もしくは、HTMLサイトで作成した方がワードプレスの使用に慣れている、コードが書ける、という部分でアピール出来たと思うのですが、時間がなくてノーコードツールのSTDIOで制作しました。

ポートフォリオに掲載する実績

Webデザインスクールを卒業してから、インスタグラムのアカウントを作成し、ホームページや紙媒体の制作ができることを発信し、まずは知人から案件を受注しました。
実績としては、
・ホームページ制作5件
・名刺制作4件
・ロゴ制作2件
行いました。

参考にしたサイト

ポートフォリオを作るにあたり、参考にしたサイトは以下の通りです。
未経験デザイナーのためのポートフォリオの作り方【作品集制作編】
ななみんさんの記事は全部読んで、サイト作りの土台から参考にしました。

デザイナーの採用担当した私が良いと思ったポートフォリオ
このnoteを書いているWebデザイナーこばやすさんは、バナーデザインのお題や、デザインカンプの作り方などを発信していて、いつもツイッターでチェックしてはチャレンジしていました。

デザイナーに転職するために制作したポートフォリオサイトの作り方・過程を紹介
デザイナーとして活躍されているfuyunaさんのブログ。私が初めて、デザイナーさんのブログを読むきっかけになった方です。fuyunaさんがオリジナルで制作された「独学デザイン本」はwebデザインの勉強を始めた頃に購入しました。

【ポートフォリオの作り方・ポイント】未経験からwebデザイナーに転職したい方へ
Canva公式クリエイターShioさんのブログ。ピンタレストでポートフォリオを検索したときにヒットして、Shioさんのブログを知りました。デザインが統一されていて、ブランディングの大切さを学ばせていただきました。

使用したエージェント

Webデザイナーの案件に強いエージェントを検索して、登録しました。
初めは大手のエージェント、それから派遣登録、アルバイト・パートの募集検索と移行していきました。

使用したエージェントなど

・ワークポート
・Webist
・Wantedly
・LIBZ
・エンジャパン
・リクルートエージェント
・テンプスタッフ
・女性の転職
・リクルートスタッフィング
・indeed
・マイナビバイト

 

よく活用したエージェント

中でも、一番やり取りをしたのがテンプスタッフ、LIBZでした。
私の希望条件「週4日、時短勤務」となると、正社員での就職はまず無理です。
柔軟な働き方ができる、融通が効くことを考えて「派遣」もしくは「業務委託」の仕事を中心に探していました。
テンプスタッフさんからは、毎週5件〜8件の案件紹介をしていただきましたが、「未経験」ということと、「時短希望」の面で、社内選考すら通らず、顔合わせに進む案件は1つもありませんでした。(おそらく45社ほど紹介してもらったと記憶しています。)
ここで、派遣は即戦力となる人しか無理!ということに気づきます。「実務未経験可」に希望を託していましたが、玉砕です。
LIBZさんでは、LIBZエキスパートというサービスでリモートワークに特化した案件紹介をしてもらえました。
この頃は、未経験でWebデザイナーとして就業するのは難しいと思い、前職の採用経験を活かして条件の良い案件を紹介してもらい、副業でWebデザインの仕事をしていこうと思っていました。

パート・アルバイトにシフトチェンジ

お給料の面、社会保険の面などで重視していた派遣、契約社員、時短正社員でしたが、活動終盤になり「未経験かつ時短勤務希望」の面では難しいという現実と向き合いました。
はじめからパートで探せよ、と思われるかもしれませんが、社会保険など会社員としての恩恵にしがみつきたい自分がいました。
どこかの会社に社員として属して、社保加入はして厚生年金をかけつつ老後に備え、その傍らフリーランスとしての収入を得る、というのが目標だったんです。
でも、そのハードルがかなり高いことに転職活動終盤で気づき、パート・アルバイトの仕事も探すようになりました。
未経験でも応募できそうな案件がいくつかあり、応募したのですが書類選考すら通らず、面接に進めない日が続きました。
10社ほどエントリーして、面接にこぎつけたのが2社でした。
その2社のうち、1社から内定をいただくことができ、ようやく転職先が見つかりました。

転職活動を振り返って

私の場合、次の就職先が決まる前に退職の意向を伝えていました。
2023年3月に退職が決まっていたため、入社希望月は4月。期限が決まっていたので(入社月が伸びても問題はなかったのですが)転職活動後半はかなり焦りました。今の職場に出会ったのが、2023年3月中旬。そこから2回面接を経て4月3日入社が決まったので自分で設定していた期限ぎりぎりでした。

面接で聞かれたこと

面接は合計5社受けました。
必ず聞かれたことは
・なぜWebデザインの仕事へシフトチェンジしようと思ったのか
・デザインとコーディングどっちを極めていきたいか
・将来どんな案件を受注していきたいか
・自分の強みを仕事でどう活かしていけるか
などでした。

印象深かった質問は、
・あなたは運がいいと思いますか?
という質問。
最近「ビジネス書ベストセラーを100冊読んでわかった、成功の黄金律」の本を読み、こんな文章に出会いました。

“松下幸之助は、面接で「あなたは今までの人生、運が良かったですか?」と聞き、「はい」と答えた人しか採用しなかったらしい。”
教え5「運が良い」と言うから引用。

私は、面接の時「運は良い方だと思います。」と答えました。つまりは正解だったのかな、と最近気づきました。

入社して半年経ってみて

現在、2023年9月なので入社して半年が経とうとしています。
振り返って思うのは、あの時Web制作会社へ入社するのを諦めなくて良かった、ということです。
やはり実務の現場に身を置くと、成長スピードが早いです。
新しいことを学び、それをフリーの仕事に活かすことができているので、制作技術が格段に上がっているのを感じています。
今の仕事は、デザインよりもホームページ構築の割合の方が大きいです。
制作はほぼワードプレスで行っているので、苦手だったワードプレスも抵抗なく触れるようになりました。
今の会社には感謝しかありません。

フリーランスの道、会社に属する道

今の時代、個人事業主として働く人が増えていたり、会社に属していても副業が当たり前な社会になってきました。
「個人」としての働きが重要視されています。
私は2023年4月に開業届を出し、個人事業主となりましたが、初めからフリーランス1本でやっていくつもりはありませんでした。
1番の理由は、自信がなかったからです。
Web制作の会社に身を置いて、プロの仕事を見てみたかったというのが大きいです。
また収入が安定しないという精神的不安もありました。
結果的に、自分が望んだ仕事ができて、一定の収入が確保できた、ということで私の転職活動は結果オーライだったな、と振り返る今日この頃です。