こんにちは。
先日仕事でHTMLサイトのドメインの移管とサーバーのお引越しを行いました。
そのHPを管理していた会社様からデータをいただいたのですが、メールフォームのPHPファイルが除外されていて新しくPHPファイルの設置を行いました。
そもそもメールフォームとは?
メールフォームとは、サイトからお問合せをしたい時などに直接問い合わせ内容を入力して、メッセージを送れるものです。
ワードプレスで作られているサイトだと、超有名なプラグイン「Contact form7」を使って導入しているケースがほとんどです。
フォームの仕組み
メールフォームに入力された内容は、まずサーバーに送られます。そのサーバーに設置されたプログラムの指示で、メール形式
になって届けられるのです。このプログラムで指示を出すのが、PHPやCGIです。
フォームの構成
フォームは一般的に3つの画面で構成されています。
- 入力画面
- 入力確認画面
- 送信完了画面
入力画面は、質問されている内容をチェックボタンをつけたり、テキストを入力したりする画面です。
入力が完了して、「送信」ボタンもしくは「確認」ボタンを押すと、「こちらの内容でお間違いないですか?」と入力内容を確認する
画面が出てきます。
そして送信が完了すると、「お問合せありがとうございました」や「今後の手続きについて」といった画面になります。
送信完了画面は何を見せるかは、設置するメールフォームの目的に合わせて作るといいと思います。
メールフォームが動くようにPHPファイルを作成
さて、今回の案件で調べた部分。
メールフォームが動作するようにPHPファイルを設置します。
冒頭で述べたように、HTMLでお問合せ内容を入力するページを作成しても、PHPやCGIを入れないと動作しません。
(今回はHTMLでのフォームの作り方は割愛させていただきます。)
PHPファイルって?
PHPというプログラミング言語で書かれたファイルのことです。
そして、PHPはWebページを動的に作動させてくれます。反対にHTMLは静的にページを表示します。
PHPの特徴は、この静的に表示されるHTMLサイトにPHPファイルを埋め込んで使用します。
メールフォームの中でのPHPの役割
メールフォームの中の動的な部分をPHPに記述していきます。
例えば、送信元のメールアドレス、送信先のメールアドレス、メールを送信する前の確認画面の表示、送信後にはどの画面を見せるのかの指示、
自動返信メールの内容などを書いていきます。
PHPを勉強していないとコードを書けないと挫折しそうですが、PHPプログラムの配布サイトがあり、無料でダウンロード可能です。
今回、私もこちらのサイトから拝借しフォームを設置することに成功しました!
https://www.php-factory.net/mail/01.php
すごく簡単でしたので、ぜひ参考にしてみてください。
PHPはどこに入力したらフォームが作動するの?
作り方の手順は以下の通りです。
- HTMLでメールフォームの作成
- PHPで詳細設定を入力する
- ①のタグの中に②のファイル名を入れる
まずは、元となるフォーム画面をHTMLとCSSで実装していきます。formタグを使った作り方はいろんなサイトに載っているので、
コピペで実装できると思います。
そして以下のHTMLの記述の中にPHPファイルを埋め込みます。
form action=”mail.php” method=”post”
このactionタグの中に、フォームを作動させるためのPHPファイルを入力します。
上記の場合は、mail.phpをindex.htmlと同じルート内に置いた場合の記述になります。
まとめ
いかがでしたか?
メールフォーム(HTMLサイト)とPHPファイル以外に、送信メール完了後に表示するサンクスページもHTMLで作っておき、
PHPファイルにサンクスページのファイルを記述すると、メール送信後にそのサンクス画面が表示されるようにもなります。
ワードプレス以外でメールフォームを作るときの参考になれば嬉しいです。